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ティナ誕生祝2007

Category: FF6  
ティナ誕生祝小説書き終わりました~!
長かった…おまけまであるからね。

今回はあまりエドティナって感じではないですね。
ロクセリ色のほうが強いという…
ロックが思いのほか出番多いです。ギャグキャラ決定ですか?(何

エド・セリコンビもいいかもしれないと思った今日この頃。
お互い似たもの同士だから気は合いそうだけど、ティナのことでよく揉めてそう(その結果が前回の小説)
二人ともプライド高そうだから恋人になりえる…のかな?

おまけのロクセリ続編書くべきかな…?;
 

「エドガー」
いない。宿屋のどこを探しても彼の姿は見つからなかった。
「出掛けたのかしら…?」
そう思い至ってティナは宿屋を後にした。

日はだいぶ昇っていたが、秋が近づいてきたせいかひんやりとした風が吹く。
人の出は疎らで、その上町自体そんなに大きくなかったためか彼らの姿は容易に見つけることができた。
彼ら…そう。見つけたのはエドガー一人だけではなかったのだ。
「セリス……?」
腰まである淡い金色の髪。彼の隣にいたのは間違いなくセリスだった。
「どうして……」
二人が一緒に出掛けるなんて滅多にないのに。
ティナの胸の奥が騒つく。
ねえ、これ見て、といった様子でセリスがエドガーの腕を引く。
――やめて……
ティナはその場に立ち尽くしてしまった。
お互いに微笑み合う二人。
――いや…わたし…どうして…!
気付いたらティナは、その場から逃げるように宿への道を走りだしていた。


「おはよ、ティナ…ってどうしたんだ?!」
宿屋へ戻ると寝起きのロックとばったり会った。
「え…」
自分の頬に手を添えると濡れた感触が。
「わたし…泣いてるの?」
「どうした、なんかあったのか?!」
「それが…自分でも頭の中ぐちゃぐちゃしてよくわからないの…エドガーとセリスが一緒に町を歩いてるの見て……」
「二人が……?まああの二人も一応は仲間だし、一緒に歩くくらい……
ん、いや、待てよ」
何か思い当たることがあるのか、ロックの動きが止まった。
「どうしたの?」
今度はティナが尋ねる番だった。
「さすがのエドガーもそんなことは…でももしや……」
止まったと思ったら次はティナをよそにぶつぶつと何か呟き始めた。
そしていきなりはっとして顔を上げる。
「ち、ちょっと出掛けてくるからティナ、君はここで待ってなさい!」
「え…ロック!?」
そう言って彼も宿を出ていった。様子が変だったのは確かだったが…

「わたしだけ残されちゃった……」
一人になり、また先程の光景が甦ってきた。
楽しそうな二人。
エドガーはいつもわたしの傍にいてくれていた。
それが当たり前だったと思ってた自分。でもそれはただの自惚れ。
そう、彼は女性なら誰にだって優しいのだから…


「ねえ、エドガーはどれがいいと思う?」
ショーウィンドーの前で振り返るセリス。
「…ちょっと、聞いてるの?」
「え?ああ…ごめん…で、なんだっけ?」
「もうっ、いいわよ。…あ、この髪飾りはどうかしら?」
そう言って彼女が指したのは深紅のリボンであしらわれたものだった。
「そうだな…一回セリスがつけてみたらどうだ?」
「わたしが…?」

「見つけたぞ、エドガー!」
そう言われて彼らが振り向いた先にいたのは…
「…ロック?」
「…わざわざ何の用だ?」
「なっ、とぼけやがってぇ~!お前ってヤツはティナだけでなくセリスまでたらし込むつもりか!」
「…は?」
「ロック何か勘違いしてるみたいね」
セリスのその言葉にやれやれ、といった風にエドガーはため息をついた。
「セリス、訳をあいつに話してやってくれないか……」
「う、うん……」
「え、違うの?」


「みんな遅いなあ……」
一人ティナはぽつりと呟く。窓を見るともう日も暮れようとしていた。
一人だとその景色を見ることさえ淋しくて。うっすらと涙までもが滲みでてきた。
「ロックまで出ていってどうしたんだろう……」
すると突然ドアのバタンと閉まる音がした。振り返り、そこにいたのは……
「…ロック」
「ティナ、遅くなってすまなかったな。ところでエドガーが呼んでたぞ」
「えっ……」
その名前に、彼女の胸の鼓動は早まる。そして今まで感じたことのない胸の痛み。
――この気持ちは一体何なの…?
「や、やだっ…わたしこんな顔じゃ…!」
「いいから、いいから!」
嫌がるティナをよそにロックはぐいぐいと彼女の背中を押し、行くように促した。

そうして連れてこられたのは四人が借りていた宿部屋のうちの一室。
「さ、入った入った」
扉を開けて中に入る。そこには……
「ティナ、誕生日おめでとう!」
パンッ、とクラッカーのはじける音と共に言われた第一声。
「え…?」
「おめでとう、ティナ」
そうエドガーから言われて手渡された一つの箱。
「わたしたちからのプレゼントよ。開けてみて」
そこには先程の赤いリボンの髪飾りが。
「みんなこのために…?」
「隠してるみたいになっちゃったけど…」
「ううん、嬉しい…みんな、ありがとう!」

ちなみに、先ほどの胸の痛みの意味をティナが知るのは、もう少し後の話……




*おまけ・誕生会その後*

「まったく、ティナのプレゼント買うなら俺にも言ってくれればよかったのに。二人で行くなんて水臭いだろ」
ポツリ、とロックが呟く。
「…ロック、あなた約束したの忘れたの?」
ふてくされた顔でセリスが言い返す。
「え?」
「二人でプレゼント買いに行こうって昨日約束したじゃない!それなのに今朝起こしても全然起きなかったし……」
「そ、そうだっけ?」
間が悪いといった風にロックは頭を掻く。
「しょうがないから一人で買いに行こうと思ったら、部屋の前でエドガーと会ったの」
「へ、へぇ……」
「もう、約束破る上に忘れるなんて信じらんない!」
バン、とテーブルを叩きセリスは部屋を出ようとする。
「ごめんってば!」
そしてロックは引きとめようと彼女の腕を掴む。
「そうだ、お詫びに今度のクリスマスジトールでデートしよう!なっ?」
「…本当?」
そう言いながら彼女は振り返る。金糸の髪をさらり、と揺らしながら。
「ああ、今度こそ約束は守る」
さも自信たっぷりに、ロックは自分の胸を叩いた。
「嬉しい、ありがとうロック!」
満面の笑みで抱きつくセリスとは裏腹に、ロックは咄嗟に思いついてしまった出任せに後悔していたのだった。

――明日から節約生活…だな。
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プロフィール

misa

Author:misa
ファイナルファンタジー好きな方、いっしょに話しませんか?
管理人がプレイしたシリーズは1~10,12。タクティクスそのうちクリアしたのは3,4,6~10。
その他ゼルダの伝説、ドラッグオンドラグーン、ゼノギアスも少しかじってます。

ただいまクロノトリガープレイ中だよ!!

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